「Canson®（キャンソン）Infinity Rag Photographique（インフィニティ・ラグ・フォトグラフィック）は私のカラーパレットの表現には欠かせない存在です。ニュートラルホワイトのベースに浮かび上がる柔らかな立体感が、作品のイメージにぴったりマッチします」。
風景写真とクリエイティブなポストプロダクション作品で世界的にその名が知られる、ピーター・イーストウェイ（Peter Eastway）。 プロのカメラマンとして『Better Photography』誌の写真撮影や編集に携わる一方、広告やポートレート写真の分野でも活躍するオーストラリア人写真家です。
30年以上にわたる写真誌出版キャリアの中で、1995年には自らの雑誌『Australia's Better Photography Magazine』も立ち上げています。 プロ、アマチュアを問わずすべての写真家に役立つ情報が満載の彼のウェブサイトでは、シーンの捉え方、写真の編集と印刷方法がチュートリアル、ビデオ、インスピレーションなどの手法を通じ豊富に紹介されています。
ピーターの作品は過去40年にわたり、世界中で展示され、出版されてきました。 すでに出版されている著書としては、『Lonely Planet’s Guide to Landscape Photography』があります。 そのほかにも、『Lonely Planet’s guide to Australia』の表紙写真、カンタス航空の機内誌、アップル社のテレビコマーシャルなど、彼の写真作品はさまざまな媒体で注目を集めています。 デンマークの Phase One 社とのコラボレーションでは、高性能ミディアムフォーマットカメラと RAW 現像ソフト「Capture One」の研究開発とプロモーションに携わっています。
キヤノン・オーストラリアとのパートナーシップにより制作され、オーストラリアのナショナルジオグラフィック・チャンネルで放映されたテレビ番組シリーズ『Tales By Light』でフィーチャーされた写真家の一人でもあります。 『Tales By Light』は現在 Netflix にてご覧いただけます。
オーストラリア写真協会（AIPP）のグランド・マスター・オブ・フォトグラフィー、フェロー、名誉フェローであるとともに、ニュージーランド写真協会の名誉フェローも務めるピーター・イーストウェイ。 1996年と1998年には AIPP オーストラリア・プロフェッショナル・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤーを受賞。 WPPI のマスター・オブ・フォトグラフィーにも輝いています。
ピーターの初期の風景作品は主にモノクロで制作され、入念に色調を調整しプリントするというものでした。しかしその後の写真技術のデジタル化にともない、彼の作品は世界の写真界をリードし始めます。ピーターはハイクオリティな風景写真作品の分野に、新たな伝統を打ち立てたのです。
新しい著書では、彼の写真へのアプローチが包括的に紹介されています。 『The New Tradition（新たな伝統）』と題し、ハードカバーの美しい装丁で出版された一冊。オーストラリア写真協会のフォトブック・アワード 2018 では、特別金賞を受賞しています。 作品の一部を https://www.betterphotography.com/online-shop/new-trad-book にてご紹介しておりますので、ぜひ覧ください。
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